「関西学院同窓会史」に「広告研究会80年の歩み」が紹介されました

みなさまご承知のとおり関西学院は本年9月28日に創立125周年を迎えました。
同窓会ではこの節目に、300ページ強の同窓会史「はばたく自由〜Message from Alumni〜」を刊行しました。過去、創立90周年の1979年に同窓会小史を発行していますので、その後の35年の動きを中心に纏められています。
その中の、「記念誌史は語る」と題したページに、航空部70年誌・グリークラブ80年史、柔道100年史、ワンゲル50年史、能楽部100年の歩み、劇研究部80周年史、ボクシング部85年史とともに、2008年に刊行した「広告研究会80年の歩み」が紹介されています。 
以下に本文を転載します。(原文どおり)

広告研究会のOBでつくる「広弦会」が「80年の歩み」をまとめた。研究会の発足は1929年で上ヶ原キャンパスの開校と同じ、戦争で中断のあと再開、80年は復活の50年とも重なるダブルの記念となった。
第一のエポックは1960年(昭和35年)に商学部商学会の団体として再発足した。山名啓之(昭36商卒)を中心にした「8人の先駆者」がいた。第二は1963年のサマーストアの開催。机上の研究からマーケティング活動の実践へ移ったこと。新舞子海水浴場で夏休みの間、喫茶店を経営した。このとき、調査・広告・仕入れ・営業・地域貢献などを通して広告の実際を学んだ。この後、23年間研究会の主活動として継続された。
第三は「創設80周年・復活50周年」の広弦会総会で2008年に開いた。組織の若返りと活動の見直し。OBの連絡網をつくり600人を超す組織の活性化が進んだ。

「広弦会」は同窓会公認団体に登録、2012年の総会には同窓会専務理事をお招きし、125周年の寄付金をお渡ししています。次回の総会は2016年秋、来春から開催準備がスタートします。