山名さんへインタビューさせていただきました

今回はOBの山名さんにインタビューをさせていただきました

・当時の広告研究会の活動

復活間もない研究会の活動は部員も少なく十分な活動をするには至りませんでした。商学部では広告論の教授であった鈴木先生の指導を受けながらマーケティングからみた広告を中心に各々が研究の成果を発表する活動をしていました。又、広告代理店を通じて広告のモニターや市場調査のアルバイト等をして実務の体験を行いました。

・当時の思い出深いエピソード

当時は部室もなくほかの研究会に同居したりジプージの如く場所を変えながら活動していました。一人では何もできない、しかし、一人が動かなければ何も生まれてこないという思いで部員確保に奔走しました。試行錯誤の結果、研究会として信用を得るためには公に承認された団体に属することが重要と考え、商学部の研究会に加入し、幅広く入部を呼びかけました。今となっては当時の苦労も懐かしい思い出です。

・今の広告研究会と昔の広告研究会の大きな相違点

部員も少なく今の研究会のようなパート制の活動はできませんでした。もっぱらマーケティングにおける広告について個人がテーマをもって仲間と話し合いながら和気あいあいの環境の中で活動していました。将来的には広告に関する企画、制作、イベント、市場調査などの分野での活動を理想としていました。

・山名さんからみた90年続く広告研究会の歴史について

一世紀に近い90年の歴史は感慨深く重いものを禁じえません。研究会の歴史の道のりは決して平坦ではなく、130名の部員が活発に活動した時代もあり又10名ほどに減少し廃部寸前の危機となった時代もありました。そうした苦しい状態の中で奮起し、頑張り危機を乗り越えたことが歴史と継続した今があると思います。まさに継続は力なりです。

・山名さんにとって広告研究会とは

研究会にまかれた種が芽を出し枝となり実をつけるように成長した60年の歩みを本当にうれしく思います。そうしていっぱいに広がったたくさんの枝に多くのOBOGの皆さんが時代を超えて繋がり強い絆で交える幸せに感謝しています。

・現役に一言

各学年20名総数80名を目標に豊かな研究とともに頑張ってほしいです。部員がそろえば全体の活気も膨らみ色々な活動の展開が生まれ充実した研究会になると思います。併せて研究会の活動が記憶に残る有意義な学生生活を過ごしてほしいです。90年の歴史がこれからも絶えることなく走り続ける研究会であることを願っています。

 

山名さんお忙し中インタビューに答えて下さりありがとうございます

 

第60代OB・OG連絡委員 兼重翔壮