90/60記念 OBOG訪問~広告研究会×広弦会 繋がる思い~ 第五弾

広告研究会創設90年復活60年のメイン企画「90/60記念 OBOG訪問」第五弾はサマーストアの中止をテーマに広弦会 奥山顧問にご協力頂きました。

奥山顧問ありがとうございました。

取材の様子

現役部員「奥山顧問本日はお忙しい中ありがとうございます。今回はサマーストアの中止を軸にお話していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。」

奥山顧問「よろしくお願いします。私の代の第7回サマーストアに携わりました。しかし、1968年1~6月にわたる大学学園紛争により授業期間がずれたことによりサマーストアの開催ができなくなりました。」

現役部員「そのような経緯があったのですね。開催が難しいとしてもやはり広告研究会にとってサマーストアは特別なもの。中止といっても簡単に納得する方だけではなかったと思いますが。」

奥山顧問「はい、その通りです。泊まり込みの合宿で会議を行いました。中止賛成側と強行して開催しようとする側に部は分かれ大きな危機を迎えました。」

現役部員「その結果どうなったのでしょうか。」

奥山顧問「私たちはやはり学生であり授業をないがしろにすることは出来ませんでした。しかし、中止といって何もしないのは今後の開催を困難にします。それを防ぐ努力をしました。」

現役部員「ただ中止するのではなく今後の広告研究会を考えた方針を取られたのですね。」

奥山顧問「はい、まずは関係役所、協賛企業、地域住民に説明を行いました。中止の報告に地域の方々はまた開催して欲しいと言ってくださり、地域新聞にも開催中止を悔やむ記事として掲載してもらいました。また店舗設営の経験は必ず必要であると考えて救急車の待機場所として提供するために例年通りの設営を行いました。」

現役部員「それは本当に大変な日々だったと思います。」

奥山顧問「やはり色々な支障が出ました。機関誌ADKGはサマーストアの売上で発行していましたので代わりの資金としての協賛確保や通称幻のサマーストア店長の誕生ですね。しかし、私はとても貴重な経験ができました。」

現役部員「ありがとうございます。奥山顧問にとって広告研究会とはどのようなものですか。」

奥山顧問「私にとって広告研究会とは生涯の伴侶です。社会で広告研究会の活動は役立ちましたし、人生の伴侶とも広告研究会で出会ました。」

現役部員「なるほど。ありがとうございます。最後に現役部員に一言お願いします。」

奥山顧問「4年間の活動は社会で必ず役立ちます。また同期、先輩、後輩との関係は貴重です。」

現役部員「奥山顧問、本日はありがとうございました。」

 

90/60企画現役担当部員 第59代OBOG連絡委員 松本昇悟