90/60記念 OBOG訪問~広告研究会×広弦会 繋がる思い~ 第二弾

広告研究会創設90年復活60年のメイン企画 「90/60記念 OBOG訪問」の第二弾は現在、会計士、大手百貨店で活躍されているH5,6卒武田さん夫妻を訪問させて頂きました。ありがとうございました。

(現役生、武田さん一家 難波にて)

取材の様子

現役生「本日はありがとうございます。それで当時の広研での活動について教えてください」

武田さん夫妻「当時はテスト期間が移動してしまったのでサマーストアが終わってしまい今までの広研とは違う、新しい広告研究会として様々な活動をたくさんしました。」

現役生「例えばどのような活動をされたのですか?」

武田さん夫妻「例えば企業からサンプリングの配布を頼まれたり、スタジオを借りて映像や制作物を作ったりしていました。当時はコピーライター全盛期ということもあり関心も高く、今とは違い個人で気軽に作れるPC等の機械がなかったのでなかなかできないことが出来る楽しい場所、それが広告研究会でした。」

現役生「制作物を自分で作れる環境にある今の私たちとは違い、制作物への価値観が特別なものだったのですね。」

武田さん夫妻「そうだと思います。珍しいことが出来る部として当時入部者数が100人くらいになり資金も豊富になり白浜へ合宿に行ったのはいい思い出です。」

現役生「今は20人が入れば良しなので100人とは驚きです。次に武田さん夫妻の時に誕生した今でも作成が続くSiestaについて教えてください。」

武田さん夫妻「Siestaができるまで広告論というのを作成していたのですが、サマーストアが終わったことで新しい広研の活動の一つとしてSiestaも生まれました。印刷など環境が今とは違い、版下を作り企業に印刷を頼むまで時間とお金がとてもかかりました。そのための広研であり、人もたくさん集まったのだと思います。」

現役生「広告に明確な興味があった方たちへ広研でしかできないということが強みだったんですね。」

武田さん夫妻「そうですね。ですから私たちの代の部員や後輩は多く広告、マスコミ業界に進んでいます。また、当時は企業もCSRの活動などで積極的に学生と関わっていました。」

現役生「先ほどのサンプリングの配布などですか?」

武田さん夫妻「そうです。今はこちらから依頼してお金をもらうことが多くあると思うのですが、当時は企業の方から依頼がきて色々と頂きましたね。」

現役生「それは何とも羨ましいですね。武田さん夫妻にとって広告研究会とはどのような場所だったのでしょうか。」

武田さん夫妻「一言で言うなら”楽しかった場所”です。講演会やダンスパーティ、ネタ満載の番外冊子の贋物王、キャンプなど本当に自由に楽しく活動していました。」

現役生「本当に楽しい活動をされていたのですね。何か苦労されたことはありましたか。」

武田さん夫妻「苦労ではないですが、昔、弁天町のプールズという場所で冬に盆踊りのイベントを企画したのですがヒットする前のウルフルズのイベントと重なり200万くらい借金してみんなでバイトして返済という笑話があります。」

現役生「冬に盆踊り、流石広告研究会ですね。時代が変わってもそういうところは今の広研も変わりません。」

現役生「それでは最後に現役部員にメッセージをお願いします。」

武田さん夫妻「現役生には”今しかできないことをどこまでできるか。いろんなことをしていろんな経験を積んでほしいです。”」

現役生「武田さん、本日はありがとうございました。」

 

改めてまして武田さん OBOG訪問企画にご協力頂きましてありがとうございました。

今後とも皆様のご支援賜りますようお願い申し上げます。

90/60企画現役担当 第59代 OBOG連絡委員 松本昇悟